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2011年08月 アーカイブ

機甲本部を創設

産業政策は、この戦争目的のため動員され、生産力を拡充することになったから、自動車工業もこの産業政策、具体的には旧陸軍の機械化の要求にしたがって軍事産業化し、軍用トラックの増産、さらに航空機の生産にむかうことになったのです。


中古車情報によれば、旧陸軍は、欧米列強陸軍の現状を知っておそまきながらその機械化を急ぎはじめました。


とくに仮想敵国ソビエト極東軍が13戦車旅団、装甲自動車計三千数百輔をもつと推定されたため、いっそう機械化を急ぐことになりました。


そしてかねがね騎兵の機械化、すなわち昭和8年騎兵旅団へ装甲自動車隊を、10年騎兵集団(第一、四旅団を統合)へ装甲自動車隊を編成し、さらに12年装甲自動車隊を戦車隊に改組していた旧陸軍は、14年には騎兵集団の各部隊を自動車編成とし、16年4月には全く騎兵を廃止して新たに機甲部隊を拡充するため機甲本部を創設しました。

自動車三小隊から

当時の騎兵監吉田恵中将の装甲兵団建設案(昭和16年1月、乙案)によれば、装甲兵団は、戦車、自動車(原文では乗車)一連隊からなる装甲旅団、ないしは戦車二、三箇連隊からなる戦車旅団へ自動車連隊一ないしは数箇を附した装甲師団を編成し、


これに装甲車輔三ないし40輌を基幹とする戦車連隊約10箇、自動車三小隊からなる中隊四箇を基幹とする自動車連隊10箇に編成し直すというものでした。


また16年の帝国陸軍基本軍備充実計画によっても、地上兵団は、軽師団16、一般師団72、自動車化師団27、戦車師団14、計129師団への拡張をはかったから、究極的にはかなり歩兵が中古車にのることになっていたのです。

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